京都大学大学院農学研究科森林科学専攻

教員からのメッセージ(藤井 義久 教授)

木材加工と非破壊検査を通じて築く木材を有効に長く使うための技術

藤井 義久 教授

林産加工学分野

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 21c2bda8b3378be1de960b976f53c094.png私たちは、古来、建築、家具や紙などへの利用を通じて木材を使い、そして慣れ親しんできました。軽くて強い、加工しやすい、断熱性に優れる、調湿機能がある、独特の質感がある、などの特徴があり、「神様が与えてくれた至高の材料」と言われることもあります。近年では、資源や環境保全の観点から循環型の資源として再認識されつつありますが、環境や資源に負荷を与えないように木材を利用し続けるためには、無駄なく、適切に、そして長期間にわたって使い続けることが必要になります。そのためには天然由来の木材がもっている様々な利点と欠点を知り尽くした高度な加工利用技術が必要になります。私たちの分野では、家具や建築生産における技術開発の他、電波や超音波を用いた木材の診断技術、文化財や伝統的な建築の保全を通じて木材の有効利用の途を求めています。

【林産加工学分野】 伝統木材の調査研究

【林産加工学分野】 木材切削加工のコンピュータシュミレーション

【林産加工学】 木造建築の非破壊診断レーダ装置の開発

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