自然豊かな景観の保全や創造を追究する

柴田 昌三 教授

環境デザイン学分野

日本は豊かな自然によって世界に誇る文化を創造してきました。特に緑豊かな景観をもたらす環境には深い関心を寄せ、庭園等の文化や、治山緑化等の技術を発展させてきました。私たちの研究室は90年近い歴史を持っていますが、研究内容は常に多岐にわたっています。中でも現在は、地球温暖化等の環境問題の解決や、文化的景観等による生態系サービスの解明、などの新たな視点から、研究に取り組んでいます。景観の保全や創造、技術開発、緑地の計画やデザイン、等を行う一方で、創出・再生された緑の追跡調査を行って優れた緑の維持方法も検討しています。得られた研究成果は、学会での発表や政策への提案などを通して、社会で実践的に応用されています。

【環境デザイン学分野】 自然豊かな景観の保全や 創造を追究する